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2016年8月29日(月)

指揮・お話:アンドレア・バッティストーニ、第69回『休日の午後のコンサート』の曲目解説を
掲載しました。

9月4日(日)

指揮・お話:アンドレア・バッティストーニ


ヴェルディ/ 歌劇『ナブッコ』序曲
マスカーニ/『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
ロッシーニ/ 歌劇『ウィリアム・テル』序曲
ベートーヴェン/ 交響曲第5番『運命』より第1楽章
ベートーヴェン/ 交響曲第6番『田園』より第1楽章
ベートーヴェン/ 交響曲第7番より第4楽章

曲目解説(PDF)


イタリア音楽とベートーヴェンの架け橋、サリエリ

 イタリア音楽とベートーヴェンを繋ぐ重要な人物が、アントニオ・サリエリ(1750-1825)です。彼は、映画「アマデウス」等でモーツァルトの毒殺者扱いされていますが、当時は最高クラスの大音楽家でした。イタリアのレニャーゴに生まれ、有力音楽家ガスマンに認められてウィーンに移住。1788年宮廷楽長に任命され、36年間その地位にありました。40ものオペラをはじめ作品も多数。ミラノ・スカラ座の柿落としも彼のオペラで行われています。弟子は、シューベルト、チェルニー、フンメル、リスト……などビッグネーム揃い。さらにはモーツァルトの息子の指導もしました。なおベートーヴェンにはイタリア歌曲を教え、また交響曲第7番と同時に行われた『ウェリントンの勝利』の初演では、砲撃を模する太鼓隊のリード役を務めてもいます。
 ちなみにモーツァルト毒殺説に根拠はありませんが、存命中から広まっていたのは、ベートーヴェンの筆談帳に再三登場することからもわかります。本人も噂に心を痛め、弟子に「事実無根で、悪意ある中傷。それを世間に伝えて欲しい」と言っていたとか。まあ人間のゴシップ嗜好が風説を後押ししたといえなくもありません。

曲目解説の続きはこちら


第69回 休日の午後のコンサート

アンドレア・バッティストーニ、午後のコンサート初登場!

9月4日(日)14:00開演(13:15開場)
東京オペラシティコンサートホール
【完売御礼】

指揮・お話:アンドレア・バッティストーニ

ヴェルディ/ 歌劇『ナブッコ』序曲
マスカーニ/『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
ロッシーニ/ 歌劇『ウィリアム・テル』序曲
ベートーヴェン/ 交響曲第5番『運命』より第1楽章
ベートーヴェン/ 交響曲第6番『田園』より第1楽章
ベートーヴェン/ 交響曲第7番より第4楽章




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