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インフォメーション

2017年8月28日(月)

第73回休日の午後のコンサートの曲目解説を掲載しました。

9月3日(日)

指揮とお話:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)


ベッリーニ/歌劇『カプレーティ家とモンテッキ家』序曲
ザンドナーイ/『ジュリエッタとロメオ』より舞曲
バッティストーニ/エラン・ヴィタール(管弦楽のための狂詩曲)
バーンスタイン/ミュージカル『ウエスト・サイド物語』より
               「シンフォニック・ダンス」
ベルリオーズ/『ロメオとジュリエット』より“ロメオただ一人”~“キャピュレット家の響宴”

曲目解説


古典文学から生まれた『ロメオとジュリエット』 あらすじ

 まずは、シェイクスピアが1595 年前後に書いた(とみられる)戯曲のあらすじを振り返っておきましょう。
 ヴェローナの町で長年争っているモンタギュー家とキャピュレット家。モンタギュー家の一人息子ロメオは、友人たちと忍び込んだキャピュレット家のパーティーでジュリエットと出会い、二人は恋に落ちます。しかしそれは表に出せず、修道僧ロレンスのもとで密かに結婚しました。その直後、ロメオは争いに巻き込まれ、親友マーキュシオを殺された仕返しに、キャピュレット家のティボルトを殺してしまいます。そこでロメオは町から追放され、ジュリエットは親戚パリスとの結婚を命じられます。ジュリエットに助けを求められたロレンスは、死んだように見せかける毒を彼女に飲ませて皆をあざむき、ロメオと一緒になれるよう計画。ところが計画はロメオに伝わらず、駆けつけた彼は彼女の死を悲しむあまり本物の毒を飲んで死に、目覚めたジュリエットもそれを知って後を追います。この悲劇によって、両家はついに仲直りするのでした。
 実はこの話、古い民間伝承やギリシャの古典に端を発し、サレルニターニ(1476)、ポルト(1530)、バンデッロ(1554)といったイタリアの作家が、細部は違えど同様の物語として発表。バンデッロ作品の仏語訳を英訳したブルックの物語詩(1562)が、シェイクスピアの種本といわれています。

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第5回 平日の午後のコンサート

ヴェローナより愛をこめて2
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9月3日[日]14:00開演(13:15開場)
東京オペラシティ コンサートホール

指揮とお話:アンドレア・バッティストーニ(東京フィル首席指揮者)




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