ベートーヴェン『第九』特別演奏会
指揮:尾高忠明(東京フィル 桂冠指揮者)
ソプラノ:吉田珠代
アルト:中島郁子
テノール:清水徹太郎
バリトン:伊藤貴之
合唱:新国立劇場合唱団
※新型コロナウイルス感染症対策のため、合唱団に関するガイドラインが改定されないときには、専門の音響機器を使用する場合がございますのでご了承ください。
関連リンク(外部サイトへ)
「原点に戻った純粋な第九で後の世界をすばらしいものに | 東京フィル・第九公演に向けて尾高忠明よりメッセージ」
ベートーヴェン『第九』特別演奏会
2020年12月18日(金) 19:00 開演(18:00 開場)
東京オペラシティ コンサートホール
2020年12月19日(土) 19:00 開演(18:00 開場)
サントリーホール 大ホール
2020年12月20日(日) 15:00 開演(14:00 開場)
Bunkamura オーチャードホール
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調『合唱付』 作品125
※本公演に休憩はございません。
料金
S | A | B | C | |
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料金 | ¥11,000 | ¥8,800 | ¥6,600 | ¥4,400 |
協賛:楽天株式会社 (12/19)、楽天カード株式会社 (12/20)
第九公演に向けて尾高忠明よりメッセージ
2019年の12月、札幌交響楽団とヒタルホール(札幌文化芸術劇場)で、大阪フィルとフェスティバルホールで、第九を演奏した時、この様な2020年が待っているとは誰も想像出来なかった。新型コロナによってある人達は命を落とし、また職を失い、そして演奏家は場を失った。ベートーヴェンを含む多くの作曲家が天国で悲しんでいた事だろう。
やっと、世の中が回り始めたがしばらくの時がかかるのは明白だ。しかし、このコロナ禍を無駄にしてはいけない。これを機に、ねじ曲がったところのあった世界を素晴らしいものにリセットできるチャンスと捉えたいと思うのは、私だけではないと思う。
1955年、大戦で破壊され見事に再建した、ウィーン国立歌劇場では、ベートーヴェンの第九交響曲が取り上げられている。
今回は制約により合唱団の人数も少ないが、初演の時とほぼ同じと言う学者もいる。これまでの慣習を打ち破り、原点に戻った純粋な第九の演奏を心がけたいとセツに思う。コロナ禍、後の世界を素晴らしいものにしましょう!