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オーチャード定期会員(新規定期会員)新井まるさんの声
定期会員になったきっかけは何ですか?
昨年、私が主宰するガールズアートークが東京フィルハーモニー交響楽団と何度かお仕事をさせていただく機会がありました。そこでオーケストラやクラシックのことを知るうちに、自分でも勉強してみたくなって定期会員になりました。クラシックに関する初心者向けのセミナーを企画したり、東京フィルの定期演奏会に何度か足を運ぶうちに、クラシックコンサートを、アーティストのつくりあげた作品、として意識し、鑑賞してみたいと思うようになったんです。
定期会員になって、日々の生活がどう変わりましたか?
毎日のワクワクが増えました。事前に曲を勉強したり、CDで演目を聴いてみたり、本番が待ち遠しくて(笑) それから、より作曲家に注目して作品をとらえるようになりました。これまでは作曲家というより、「クラシック」というジャンルで大きく捉えていましたが、どんな人でどんな事を考えてこの曲をつくったんだろうか、ということを考えながら聴くようになりましたね。そういえば、アートも、私はいつも作家さんがどんな人なのか、どんな想いで作品を作っているのかかが気になりますし、インタビューなどでも必ずそれは聞くようにしています。そう考えると、作曲家=アーティスト としてその人の想いを知ることはとても大切だと、定期会員になって感じるようになりました。
いま、定期会員になろうか迷っている方へ一言。
聴いたことのある曲、聴きなじみのある曲でも、オーケストラの演奏で改めて聴くと全く違います。私自身も鳥肌がたって、思わず涙があふれそうになりました。もちろんそれは私だけではなく、ガールズアートーク経由で東京フィルの演奏を聴いた方々に伺っても、「生で聴くクラシックは違う!」と皆さん仰いますね。 演奏会を不定期で聴くのももちろん悪くはないのですが、定期会員として定期的にクラシック音楽を聴くことによってしか見えてこないもの、聴こえないもの、感じられないものがあります。それこそ、回数を重ねるうちに、楽団員さんの一人ひとりがあって、オーケストラが成り立ってるんだ!といった感慨が沸いてきますよ。
過去にお聴きになった東京フィルの定期演奏会のうち、何の公演が一番良かったですか?
または、印象に残っていますか?
昨年の11月の定期演奏会ですね。あのテレビでも有名な佐渡裕さんが指揮をされていて、演目そのものは何度も聴いたことのある曲目でしたが、ホールで改めて聴いてみてとても感動しました。 それから、これは定期演奏会ではないのですが、昨年の「第九」も素晴らしかったですね!迫ってくるような、「生きる力」というのを歓喜の歌の中に感じました。私もがんばろう・・・!と、元気付けてもらった公演です。