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コンサート詳細情報

2017年

3月12日(日)
15:00 完売御礼

Bunkamura
オーチャードホール

第891回オーチャード定期演奏会

第891回オーチャード定期演奏会 完売御礼

指揮:アンドレア・バッティストーニ
ピアノ:松田華音*

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番*
チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』
曲目解説 聴きどころ

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2017年3月12日(日)15:00開演(14:30開場)
Bunkamura オーチャードホール 座席表座席からの見え方

指揮:アンドレア・バッティストーニ
ピアノ:松田華音*


曲目曲目解説 聴きどころはこちら

  • ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番*
  • チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』


主催:公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)
後援:イタリア大使館イタリア文化会館
協力:Bunkamura

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チケット料金(1回券) 完売御礼

  SS席 S席 A席 B席 C席
チケット料金

¥15,000

¥10,000
(\9,000)

¥8,500
(\7,650)

¥7,000
(\6,300)

¥5,500
(\4,950)

残席状況 × × × × ×

※( )…東京フィルフレンズ料金(SS席は対象外)

○…余裕あり △…残りわずか ×…売切れ


1回券発売日

賛助会員・定期会員

2016年10月6日(木)

東京フィルフレンズ

2016年10月15日(土)

一般

2016年10月20日(木)

チケット購入

インターネットで購入

チケット購入

その他の購入
東京フィルチケットサービス
03-5353-9522(平日10:00~18:00)
Bunkamuraチケットセンター
03-3477-9999
オンラインチケット
My Bunkamura
http://www.bunkamura.co.jp/mybunkamura/
チケットぴあ【Pコード:311-170】
0570-02-9999
イープラス
http//eplus.jp
楽天チケット
http://ticket.rakuten.co.jp/
ローソンチケット 【Lコード:31771】
0570-000-407
東京文化会館チケットサービス
03-5685-0650
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Bunkamura オーチャードホール

所在地 : 〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1

TEL : 03-3477-9111(代表)

公式ホームページ : http://www.bunkamura.co.jp

交通のご案内(渋谷東急本店隣り)

電車

JR山手線 渋谷駅 ハチ公口より 徒歩7分
東急東横線 / 東京メトロ銀座線 / 京王井の頭線 渋谷駅より 徒歩7分
東急田園都市線 / 東京メトロ半蔵門線・副都心線 渋谷駅 3a出口より 徒歩5分
京王井の頭線 神泉駅 北口より 徒歩7分

バス

無料のシティシャトル(循環バス)が、10:00?20:15の間に、12~15分間隔で運転しています。
Bunkamura最寄りの出発場所は東急本店1階正面口(クリスタルエレベーター脇)になります。
ぜひご利用ください。

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3月定期演奏会 聴きどころ  聞き手:香原斗志(音楽ジャーナリスト)

バッティストーニ、ロシア音楽を語る。

―ロシア音楽を取り上げる意義について
「チャイコフスキーが特にそうですが、ロシア音楽はオーケストラのなかに“歌”があって、音楽の中心にメロディがあります。そこがイタリア音楽によく似ています。哀愁、豊かな表情……。音楽のなかに強い感情をあふれさせ、作曲家の日記であるかのように表現するところが僕たちの感覚に近い。それに、チャイコフスキーの『悲愴』をイタリアで初めて指揮したのは『イリス』を作曲したマスカーニで、以来、トスカニーニを筆頭に、イタリア人指揮者がロシア音楽を数多く指揮してきた長い伝統があるのです」

―チャイコフスキーの交響曲第6番『悲愴』について
「『悲愴』は最後のロマン派交響曲で、これまで何度も指揮してきた、僕にとって特別な作品です。最初から最後まで絶望的な雰囲気が貫かれ、ワルツや行進曲さえも悲痛な視線が注がれた絶望的な楽章になっています。それを作曲家個人の絶望に結びつけるのは簡単ですが、チャイコフスキーの視線はもっと広く、先々にまで注がれていました。『悲愴』は世界の終りの予兆です。マーラーより早く、20世紀の危機、悲しみと苦痛に満ちた荒廃の世紀を予言していたのです。もの悲しいノスタルジックな交響曲だと思われがちですが、実は、壊れた人間へと視線を投げかけた、もっと激しい音楽です。たしかにチャイコフスキーは絶望していたけれど、この交響曲を書きながら最後まで戦っていたのです。

―ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番について
「『悲愴』と並んで最も愛されているロシア音楽ですし、それにラフマニノフはチャイコフスキーを崇拝し、霊感を得るばかりか、実際的な編曲のうえでも大きな影響を受けていました。ラフマニノフは遅れて現れた最後の偉大なるロマン主義者です。ピアノ協奏曲第2番は、同時期に書かれたR・シュトラウスの『サロメ』の現代性とくらべると、ロシア教会の鐘の音を思わせるような、失われた過去への郷愁を強く感じさせます。いわば、不思議な視線を投げながら現代の街をうろつく最後の恐竜―。そんなふうに形容できるのがラフマニノフのおもしろさだと思います。


聞き手:香原斗志(音楽ジャーナリスト)

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