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2025年3月4日(火)
【謹告】指揮者変更のお知らせ 3月定期演奏会
2025年3月定期演奏会に出演予定の首席指揮者アンドレア・バッティストーニは、2025年1月のケガ(右肩前方脱臼)の回復の遅れのため、医師の診断により出演できなくなりました。公演を楽しみにされていたお客様には大変申し訳ございません。
代わりまして、ケンショウ・ワタナベが指揮を務めます。何卒ご理解の程お願い申し上げます。
※曲目の変更はございません。
※出演者変更による払い戻しはございません。
2025年3月4日
公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
アンドレア・バッティストーニよりメッセージ
Dear Tokyo Phil subscribers & audience,
It is with deep regret that I must announce my inability to perform at the upcoming concerts in March. In January, I suffered a fall resulting in a shoulder dislocation. Despite ongoing physiotherapy, the doctor requires several more weeks of recovery to regain full strength. I extend my sincere gratitude to the Tokyo Philharmonic for their understanding and to my esteemed colleague, Maestro Watanabe, for generously stepping in.
I hope that you will enjoy the beautiful program that has been thoughtfully prepared. With heartfelt affection, I send my warmest greetings and eagerly anticipate our future musical reunions with the magnificent Tokyo Philharmonic Orchestra.
With my warmest regards,
Andrea Battistoni
親愛なる東京フィル定期公演のお客様へ、
大変残念なことに、3月のコンサートに出演できなくなってしまいました。
1月に転倒し肩を脱臼してしまったため治療を続けて来ましたが、医師より完全な回復にはあと数週間を要すると言われています。
東京フィルのご理解と、代わって指揮をしてくれることになった尊敬する指揮者ケンショウ・ワタナベ氏に心より感謝いたします。心をこめてご用意させていただいた美しいプログラムを皆様にお楽しみいただけることを願っております。
親愛をこめてご挨拶を申し上げるとともに、素晴らしい東京フィルとの今後の音楽での再会を心待ちにしております。
心をこめて。
アンドレア・バッティストーニ
3月定期演奏会(全3公演)
3月9日(日)15:00開演 Bunkamura オーチャードホール
3月12日(水)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
3月14日(金)19:00開演 サントリーホール 大ホール
指揮:ケンショウ・ワタナベ
ピアノ:髙木竜馬*
曲目:
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)*
ウェーバー/歌劇『オベロン』序曲
ヒンデミット/ウェーバーの主題による交響的変容〈ヒンデミット生誕130年〉
ケンショウ・ワタナベ(指揮) Kensho Watanabe, cond.

©Abigel Kralik
ケンショウ・ワタナベは、ダイナミックな音楽性、思慮深い解釈、指揮台での魅力的な存在感で国際的に高く評価されている。昨シーズン、メトロポリタン歌劇場でケヴィン・プッツ『めぐりあう時間たち』を成功させ、今シーズンはプッチーニ『ラ・ボエーム』8公演でメトロポリタン歌劇場に再登場する。2024-25シーズンのハイライトには東京フィルとの再共演、カルガリー・フィル、セントルイス歌劇場へのデビューがある。2023-24シーズンにはプッチーニ『蝶々夫人』でデトロイト歌劇場デビュー、モントリオールのローシュテル・メトロポリタン管弦楽団、ミネソタ管弦楽団、ダブリンのRTE コンサート管弦楽団に再登場。近年の活動にはセイジ・オザワ松本フェスティバル、ケベック交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団との共演があり、フィラデルフィア管とは2016年から2019年までアシスタントとして在任して以来、密接な関係を維持している。フランスのパリを拠点とするワタナベはヴァイオリニストとしてイェール大学音楽院で修士号を取得した後、カーティス音楽院の初代指揮フェローとしてネゼ=セガンとオットー=ヴェルナー・ミュラーの両氏に師事。またイェール大学で分子生物学、細胞生物学、発生生物学を学び、理学学士を取得している。
この件に関するお問い合わせ
東京フィルハーモニー交響楽団 事務局
03-5353-9521 (10:00-18:00 土日祝休み)