インフォメーション
2025年4月21日(月)
4月定期演奏会の当日券を販売いたします。
4月24日(木)「第1014回サントリー定期シリーズ」、4月25日(金)「第169回東京オペラシティ定期シリーズ」、4月27日(日)「第1015回オーチャード定期演奏会」の当日券を、開演の1時間30分前より当日券販売窓口にて販売いたします。
一般 : S席 10,000円 A席 8,500円 C席 5,500円(C席は25日東京オペラシティ公演のみ)
※予定枚数に達した時点で販売を終了いたします。
※C席の当日券販売は25日(金)東京オペラシティ公演のみとなります。C席は舞台の一部が見えにくところがございます。予めご了承ください。
◆公演時間は途中休憩15分含め、約2時間です。
4月定期演奏会
4月24日[木]19:00開演
サントリーホール
4月25日[金]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
4月27日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
指揮:尾高忠明
(東京フィル 桂冠指揮者)
ピアノ:舘野 泉*
尾高惇忠/『音の旅』(オーケストラ版)より
第1曲「小さなコラール」
第5曲「シチリアのお姫さま」
第15曲「フィナーレ~青い鳥の住む国へ~」
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲*〈ラヴェル生誕150年〉
エルガー/交響曲第3番(A. ペイン補筆完成版)
【聴きどころ】桂冠指揮者の尾高忠明が定期に登場 。ソリストは、2025年に演奏生活65周年を迎えるピアノの舘野泉。1984年の東京フィル初のヨーロッパ演奏旅行をともにするなど、日本のクラシック音楽界を牽引してきた2人による共演である。ラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」は、作曲家の生誕150年を祝して。エルガーの交響曲第3番は、「誰も手をつけてはならぬ」と言葉を残して作曲家が世を去ったあと、1997年にA.ペインの補筆で完成。英国で活躍したマエストロにとって、日本初演を指揮するなど思い入れが深い作品で、名演が期待される。尾高惇忠の『音の旅』(抜粋)は、ピアノ連弾曲からの編曲。オーケストラの響きによって、その心優しい音楽がさらに深まる。
文:柴辻純子(音楽評論家)