
【聴きどころ】シーズン開幕は、名誉音楽監督チョン・ミョンフンが登場。ベートーヴェン・プログラムを披露する。三重協奏曲は、2024年の東京フィルとの韓国ツアーと同様、マエストロがピアノの弾き振りで参加。今回は次世代を担う日韓の若手奏者と共演する。ヴァイオリンの前田妃奈は、2022年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、マエストロ推薦のチェロのハン・ジェミンは、2021年エネスク国際コンクールに史上最年少の15歳で優勝。国際的に実力が評価された2人のエネルギッシュな演奏に期待が高まる。交響曲は、昨年の『田園』に続き、『英雄』を取り上げる。2020年のベートーヴェン・イヤーに予定されていた(コロナ禍による渡航制限で延期の)『英雄』がようやく実現。その磨き抜かれた演奏は聴き手の胸を熱くするだろう。
文:柴辻純子(音楽評論家)
【特集】
「聴くしかない」マエストロ チョン・ミョンフンの『英雄』
若手ソリスト陣にも期待が高まる「トリプル・コンチェルト」
【メッセージ動画】
前田妃奈(ヴァイオリン)
ハン・ジェミン(チェロ)
【掲載記事】
▷ ぶらあぼONLINE(12月27日付)東京フィルの新シーズンはチョン・ミョンフンの弾き振り&熱きタクトのベートーヴェン・プロで開幕(文=飯尾洋一)
▷ ぴあエンタメ情報(2月16日付)水先案内人田中 泰がセレクト いま、最高の一本 東京フィルハーモニー交響楽団 第1010回オーチャード定期演奏会(文=田中 泰)
▷ 毎日クラシックナビ(2月25日付)日韓の若き才能による輝き、指揮者と楽団の厚い信頼関係に裏打ちされた懐の深いベートーヴェンが聴衆を魅了(文=深瀬満)
▷ LIVEEN TIMES(3月6日付)【公演レポ】チョン・ミョンフンと東京フィルが創り上げた「英雄の響き」
▷ JICA - 国際協力機構(3月12日付)東京フィルハーモニー交響楽団より、2月の定期演奏会にご招待いただきました 至宝のベートーヴェンナイトを堪能した研修員
▷ Mercure des Arts(3月15日付)東京フィルハーモニー交響楽団 第1011回サントリー定期シリーズ|秋元陽平
2月定期演奏会

2月24日[月・祝]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
2月25日[火]19:00開演
サントリーホール
2月26日[水]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
指揮・ピアノ:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
ヴァイオリン:前田妃奈*
チェロ:ハン・ジェミン*
ベートーヴェン/ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲*
ベートーヴェン/交響曲第3番『英雄』
1回券料金
SS席 | S席 | A席 | B席 | C席 | |
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チケット料金 | ¥15,000 |
¥10,000 |
¥8,500 |
¥7,000 |
¥5,500 |
※( )…東京フィルフレンズ、WEB優先発売価格(SS席は対象外)
主催:公益財団法人 東京フィルハーモニー交響楽団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(公演創造活動))| 独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:Bunkamura(2/24公演)