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5月には再びマエストロ チョン・ミョンフンが登場。若き日よりフランス国立管弦楽団(東京2020オリンピック閉会式への登場が記憶に新しい)に客演を重ね、パリ・オペラ座バスティーユ音楽監督(1989-1994)、フランス国立放送フィル音楽監督(現在は名誉音楽監督)を歴任、また作曲家メシアンとも交流のあったマエストロ チョンは、フランス音楽のスペシャリストだ。そのマエストロによる待望のフレンチ・プログラムは、フォーレの組曲『ペレアスとメリザンド』、ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲、ドビュッシーの交響詩『海』、そして最後にラヴェル『ラ・ヴァルス』という王道のラインナップ。オペラ指揮者としても高い評価を誇るマエストロの色彩豊かな響きの世界に耽溺したい。(文:室田尚子)
【特集】
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▷ 【特別記事】作曲家が歩いたパリの街並み(写真・文=永井玉藻)
▷ 【楽団員インタビュー】オーボエ首席奏者 加瀬孝宏
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【動画】
チョン・ミョンフン指揮 サン=サーンス/交響曲第3番『オルガン付き』
5月定期演奏会
5月18日[水]19:00開演(18:15開場)
サントリーホール
5月20日[金]19:00開演(18:15開場)
東京オペラシティ コンサートホール
5月22日[日]15:00開演(14:15開場)
Bunkamura オーチャードホール
指揮:チョン・ミョンフン
(東京フィル 名誉音楽監督)
ラヴェル/『ダフニスとクロエ』第2組曲
ドビュッシー/交響詩『海』(管弦楽のための3つの交響的素描)
ラヴェル/管弦楽のための舞踏詩『ラ・ヴァルス』