東京フィル2023シーズン2月定期演奏会に登場する人気沸騰中のピアニスト、イム・ユンチャン。12月初旬に初来日を果たし、満席のサントリーホールでリサイタルを行いました。先立って駐日韓国大使館 韓国文化院で行われた記者懇親会に登場。2月の東京フィル定期、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフとの共演について語りました。

　「プレトニョフ先生は、ピアニストとしても、私たちピアニストが最も尊敬する方の一人です。すべての音楽家がマエストロと一緒に演奏したいと願っています。そのような偉大な演奏家の方と一緒に音楽を作ることができることを、とても光栄に思っています。――お客様がたとえたった一人でも、あるいは何千人いても、作曲家がその曲を作ったときの心と私の個人的な解釈を説得力のあるものとして演奏することが私の一番の目標です。2月の演奏会もその心は変わりません。素晴らしいオーケストラ、素晴らしい指揮者の方と一緒に音楽ができるのはとても光栄なことです。（国籍を超えて音楽家が共演することについて）国籍を離れて、音楽家、また一人の芸術家が一緒に何かを作ることは特別に意味を持っていると思います。」

2月定期演奏会に向けた動画メッセージ