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2025年6月9日(月)
6月定期演奏会 スペシャル・プレコンサート出演者決定

各公演の開演30分前(6/22公演=14:30~、6/23,24公演=18:30~)、舞台上にてピンカス・ズーカーマンと東京フィルメンバーによる15分間程度の室内楽演奏を実施いたします。開演前の優雅なひとときをお楽しみくださいませ。
[曲目]
メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op. 20より第1楽章 (約15分)
Felix Mendelssohn: 1st movement from String Octet (ca. 15 min)
[出演者]
第一ヴァイオリン ピンカス・ズーカーマン
1st violin Pinchas Zukerman
第二ヴァイオリン 三浦 章宏(東京フィル コンサートマスター)
2nd violin Akihiro Miura
第三ヴァイオリン 榊原 菜若(第一ヴァイオリンフォアシュピーラー)
3rd violin Namo Sakakibara
第四ヴァイオリン 藤村 政芳(第二ヴァイオリン首席奏者)
4th violin Masayoshi Fujimura
第一ヴィオラ 小峰 航一(ヴィオラ首席奏者)
1st viola Koichi Komine
第二ヴィオラ 加藤 大輔(ヴィオラ副首席奏者)
2nd viola Daisuke Kato
第一チェロ 渡邉 辰紀(チェロ首席奏者)
1st cello Tatsuki Watanabe
第二チェロ 黒川 実咲(チェロ フォアシュピーラー)
2nd cello Misaki Kurokawa
6月定期演奏会
6月22日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
6月23日[月]19:00開演
サントリーホール
6月24日[火]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
指揮・ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン
エルガー/弦楽セレナード
ハイドン/ヴァイオリン協奏曲第1番
モーツァルト/交響曲第41番『ジュピター』
スペシャル・プレコンサート
出演:ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)&東京フィルメンバー
曲目:メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲第1楽章
各公演開演の30分前から舞台上にて約15分間の室内楽演奏がございます。
【聴きどころ】世界に轟く名ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマンが弾き振りで登場。2023年の「午後のコンサート」に続いての共演となる。指揮者としてのズーカーマンは、作品への共感と作曲家への尊敬を込めた温かい音楽を作り上げる。ハイドンのヴァイオリン協奏曲第1番では、ソリストとして美音を響かせながら、オーケストラに寄り添った演奏を聴かせてくれるだろう。エルガー「弦楽セレナード」では、オーケストラの弦楽器セクションから全幅の信頼を寄せられるマエストロのもと、味わい深い旋律を歌い上げるとともに、高密度のアンサンブルが期待される。モーツァルトの交響曲第41番『ジュピター』はまさに至福の時。「崇高無比」な交響曲は、まばゆい光を放つに違いない。
文:柴辻純子(音楽評論家)