2月定期演奏会

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2月24日[月・祝]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
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2月25日[火]19:00開演
サントリーホール
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2月26日[水]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

指揮・ピアノ:チョン・ミョンフン
(東京フィル 名誉音楽監督)
ヴァイオリン:前田妃奈*
チェロ:ハン・ジェミン*


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ベートーヴェン/ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲*
ベートーヴェン/交響曲第3番『英雄』


【聴きどころ】シーズン開幕は、名誉音楽監督チョン・ミョンフンが登場。ベートーヴェン・プログラムを披露する。三重協奏曲は、2024年の東京フィルとの韓国ツアーと同様、マエストロがピアノの弾き振りで参加。今回は次世代を担う日韓の若手奏者と共演する。ヴァイオリンの前田妃奈は、2022年ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、マエストロ推薦のチェロのハン・ジェミンは、2021年エネスク国際コンクールに史上最年少の15歳で優勝。国際的に実力が評価された2人のエネルギッシュな演奏に期待が高まる。交響曲は、昨年の『田園』に続き、『英雄』を取り上げる。2020年のベートーヴェン・イヤーに予定されていた(コロナ禍による渡航制限で延期の)『英雄』がようやく実現。その磨き抜かれた演奏は聴き手の胸を熱くするだろう。
文:柴辻純子(音楽評論家)




3月定期演奏会

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3月9日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
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3月12日[水]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
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3月14日[金]19:00開演
サントリーホール

指揮:ケンショウ・ワタナベ 【謹告】指揮者変更のお知らせ
ピアノ:髙木竜馬
*


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ストラヴィンスキー/バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)*
ウェーバー/歌劇『オベロン』序曲
ヒンデミット/ウェーバーの主題による交響的変容
〈ヒンデミット生誕130年〉


【聴きどころ】首席指揮者アンドレア・バッティストーニは、『春の祭典』『火の鳥』と取り上げてきたストラヴィンスキーの三大バレエを『ペトルーシュカ』で締めくくる。ロシア民謡を採り入れながら、複調やポリリズムを用いてストラヴィンスキー独自のモダニズムを確立した作品。マエストロは燃焼度高く、鮮やかに描くだろう。生誕130年のドイツの作曲家ヒンデミット「ウェーバーの主題による交響的変容」は、ウェーバーのピアノ曲や劇音楽をもとに仕上げた「少々尖がった」(ヒンデミット)作品。ウェーバー作曲の名曲『オベロン』序曲とともに取り上げる。近年、バイエルンやドレスデンなどドイツの歌劇場にも活躍の場を広げるバッティストーニのアプローチにも注目したい。
文:柴辻純子(音楽評論家)




4月定期演奏会

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4月24日[木]19:00開演
サントリーホール
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4月25日[金]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
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4月27日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール

指揮:尾高忠明
(東京フィル 桂冠指揮者)
ピアノ:舘野 泉*


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尾高惇忠/『音の旅』(オーケストラ版)より
 第1曲「小さなコラール」
 第5曲「シチリアのお姫さま」
 第15曲「フィナーレ~青い鳥の住む国へ~」
ラヴェル/左手のためのピアノ協奏曲*〈ラヴェル生誕150年〉
エルガー/交響曲第3番(A. ペイン補筆完成版)


【聴きどころ】桂冠指揮者尾高忠明が定期に登場 。ソリストは、2025年に演奏生活65周年を迎えるピアノの舘野泉。1984年の東京フィル初のヨーロッパ演奏旅行をともにするなど、日本のクラシック音楽界を牽引してきた2人による共演である。ラヴェル「左手のためのピアノ協奏曲」は、作曲家の生誕150年を祝して。エルガー交響曲第3番は、「誰も手をつけてはならぬ」と言葉を残して作曲家が世を去ったあと、1997年にA.ペインの補筆で完成。英国で活躍したマエストロにとって、日本初演を指揮するなど思い入れが深い作品で、名演が期待される。尾高惇忠『音の旅』(抜粋)は、ピアノ連弾曲からの編曲。オーケストラの響きによって、その心優しい音楽がさらに深まる。
文:柴辻純子(音楽評論家)




5月定期演奏会

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5月11日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
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5月13日[火]19:00開演
サントリーホール
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5月19日[月]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

指揮:ミハイル・プレトニョフ
(東京フィル 特別客演指揮者)
ピアノ:松田華音*


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ショパン(プレトニョフ編)/ピアノ協奏曲第1番*
チャイコフスキー/バレエ『眠れる森の美女』より(プレトニョフによる特別編集版)


【聴きどころ】特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフは、自身の編曲による大作曲家の作品を2曲取り上げる。ショパンピアノ協奏曲第1番は、ピアニストとしても超一流のマエストロならではの編曲。オーケスレーションに大幅に手を入れ、独奏ピアノの美しさと妙技を輝かせる。ソリストの松田華音は、6歳でモスクワに渡り、モスクワ音楽院で学んだ若手ピアニスト。ロシア伝統のピアノ奏法を身につけた松田と、マエストロが作り上げるショパンは注目。チャイコフスキーバレエ音楽『眠れる森の美女』は、プレトニョフ編曲による演奏効果抜群のピアノ独奏版を多くのピアニストが取り上げているが、オーケストラ版が演奏されるのは超レア。マエストロのセンスが光り、作品の新たな魅力発見にもつながるだろう。
文:柴辻純子(音楽評論家)




6月定期演奏会

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6月22日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
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6月23日[月]19:00開演
サントリーホール
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6月24日[火]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

指揮・ヴァイオリン:ピンカス・ズーカーマン


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エルガー/弦楽セレナード
ハイドン/ヴァイオリン協奏曲第1番
モーツァルト/交響曲第41番『ジュピター』


スペシャル・プレコンサート
出演:ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)&東京フィルメンバー
曲目:メンデルスゾーン/弦楽八重奏曲第1楽章
各公演開演の30分前から舞台上にて約15分間の室内楽演奏がございます。


【聴きどころ】世界に轟く名ヴァイオリニスト、ピンカス・ズーカーマンが弾き振りで登場。2023年の「午後のコンサート」に続いての共演となる。指揮者としてのズーカーマンは、作品への共感と作曲家への尊敬を込めた温かい音楽を作り上げる。ハイドンヴァイオリン協奏曲第1番では、ソリストとして美音を響かせながら、オーケストラに寄り添った演奏を聴かせてくれるだろう。エルガー「弦楽セレナード」では、オーケストラの弦楽器セクションから全幅の信頼を寄せられるマエストロのもと、味わい深い旋律を歌い上げるとともに、高密度のアンサンブルが期待される。モーツァルト交響曲第41番『ジュピター』はまさに至福の時。「崇高無比」な交響曲は、まばゆい光を放つに違いない。
文:柴辻純子(音楽評論家)




7月定期演奏会

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7月17日[木]19:00開演
サントリーホール
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7月18日[金]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
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7月20日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール

指揮:チョン・ミン
(東京フィル アソシエイト・コンダクター)
ヴァイオリン:神尾真由子*


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チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲*
チャイコフスキー/交響曲第6番『悲愴』


【聴きどころ】アソシエイト・コンダクターチョン・ミンは、韓国・江陵市交響楽団音楽監督を務めるなど、近年活躍の幅を大きく広げている。東京フィルの定期は3回目。過去の2回(2019年6月、2020年10月)は、「急遽の交代」によるため、今回が満を持しての登場となる。曲目は、チャイコフスキーの名曲2曲が並ぶ。ヴァイオリン協奏曲のソリストは、2007年第13回チャイコフスキー国際コンクール優勝の神尾真由子。音楽家としてのキャリアを着実に重ね、ますます好調の神尾が「一番の得意曲」とする協奏曲。哀愁を帯びた旋律を心に語りかけるように歌い、超絶技巧を輝かせながらオーケストラと火花を散らす演奏になろう。交響曲第6番『悲愴』は、東京フィルの実力が存分に発揮されるはずである。
文:柴辻純子(音楽評論家)




9月定期演奏会

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9月11日[木]19:00開演
サントリーホール
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9月12日[金]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール
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9月14日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール

指揮:アンドレア・バッティストーニ
(東京フィル 首席指揮者)


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ピツェッティ/夏の協奏曲
R. シュトラウス/『アルプス交響曲』


【聴きどころ】首席指揮者アンドレア・バッティストーニが待望のリヒャルト・シュトラウス『アルプス交響曲』を取り上げる。大編成になるほどその実力を発揮するバッティストーニ。オーケストラを存分に鳴らし、オペラ指揮者として磨かれた表現力で作り上げる標題音楽に期待したい。マエストロがレスピーギ、カゼッラに続いて紹介するのは、イタリアのいわゆる「80年世代」のピツェッティ。かつてカラヤンもその才能に注目していた作曲家。「夏の協奏曲」(1928)は、東京フィルが日本初演した、所縁のある作品。管弦楽のための3楽章の協奏曲だが、ピツェッティの田園交響曲と言われることも。自然をキーワードにした2作品のカップリングはバッティストーニならではのこだわりだ。
文:柴辻純子(音楽評論家)




10月定期演奏会

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10月5日[日]15:00開演
Bunkamura オーチャードホール
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10月16日[木]19:00開演
サントリーホール
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10月20日[月]19:00開演
東京オペラシティ コンサートホール

指揮:チョン・ミョンフン
(東京フィル 名誉音楽監督)
ピアノ:小曽根 真*


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バーンスタイン/『ウエスト・サイド物語』よりシンフォニック・ダンス
ガーシュウィン/ラプソディー・イン・ブルー*
プロコフィエフ/バレエ音楽『ロメオとジュリエット』より

東京フィルヨーロッパ・ツアー2025(10/28~11/11)プログラムA         
「東京フィルハーモニー交響楽団 ヨーロッパ・ツアー2025」の開催について
https://www.tpo.or.jp/information/detail-europetour2025.php


【聴きどころ】シーズンを締めくくるのは名誉音楽監督チョン・ミョンフン。近年、演奏会形式によるヴェルディのオペラで取り組んできたシェイクスピアの戯曲から「ロミオとジュリエット」に基づく2作品の間に、小曽根真がソリストを務める、ガーシュウィン「ラプソディー・イン・ブルー」をはさむ華やかなプログラム。バーンスタイン『ウエスト・サイド物語』より「シンフォニック・ダンス」は、リズムが躍動し、エネルギーが爆発する。プロコフィエフバレエ音楽『ロメオとジュリエット』は、東京フィルと過去にも取り上げて絶賛を博した。20世紀に誕生したバレエとミュージカルの2つの名曲。そのドラマティックな世界をどのように描くのか楽しみだ。
文:柴辻純子(音楽評論家)




◆チケット料金

  SS S A B C
通常料金 ¥15,000 ¥10,000 ¥8,500 ¥7,000 ¥5,500
東京フィルフレンズ料金
WEB優先販売期間
(10%off ※SS席を除く)
- ¥9,000 ¥7,650 ¥6,300 ¥4,950

◆6・7・9・10月定期演奏会 1回券 チケット発売日

最優先発売日

2025年4月5日(土)10:00

優先発売日

2025年4月12日(土)10:00

一般発売日

2025年5月8日(木)10:00

WEB優先発売期間 / 期間中はどなたさまも定価の1割引き!

2025年4月12日(土)10:00 ~ 5月7日(水)23:59

※東京フィルチケットサービスはチケット発売初日の土日祝のみ10時~16時営業




発売日の分類について
最優先 | 賛助会員、定期会員の皆様を対象とした発売日です。お電話にて承ります。
優先 | 東京フィルフレンズ会員の皆様を対象とした発売日です。お電話にて承ります。
WEB優先 | 東京フィルWEBチケットサービスにて期間中どなたさまも定価の1割引きでご購入いただけます。
一般 | 一般の皆様を対象とした発売日です。

◆チケット購入方法

東京フィルチケットサービス(電話受付:平日10時~18時/土日祝休*)

東京フィルチケットサービスの電話受付では、お客様のご要望に沿った詳細な座席のご紹介をさせていただきます。東京フィルフレンズ会員の方は、東京フィルチケットサービスでの電話受付により10%お安くお求めいただけます。

東京フィルチケットサービス TEL:03-5353-9522 営業時間:10:00~18:00 定休日:土・日・祝

*発売日の土曜日は10:00~16:00まで電話受付いたします。



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